■2018−19シーズン以来の「イエロー鎌田」
1996年8月5日生まれの鎌田は、東山高校から2015年にサガン鳥栖に入団してプロ1年目からスタメンとして活躍し、2017年夏にドイツ・フランクフルトに移籍したが、思うような結果を残せずに構想外となった。そこから2018年夏にレンタル移籍した先がベルギーのシントトロイデンであり、そこで黄色のユニフォームを着用して大活躍してフランクフルトに呼び戻されることになった。その“再起のイエロー”は、セリエAを1年で後にしてプレミアリーグに参戦することが決まった現在の鎌田の心境とリンクする。
クリスタル・パレスは2013-14シーズン以降はプレミアリーグで戦い続けおり、昨季途中から指揮を執るオリバー・グラスナー監督のもと、新たに鎌田の他、モロッコ代表DFシャディ・リアドの獲得に成功し、さらなる戦力補強に意欲的だ。果たして飛躍のシーズンになるのか。ホーム用の「青赤」の姿とともに、再び「黄色」を身に纏った鎌田の活躍が期待される。