【UEFA EURO2024現地撮】名将クーマン監督も断言「才能がそろっている」オランダがガクボの「1ゴール1アシスト」他で勝利【ルーマニア代表vsオランダ代表】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」の画像
リヴァプールに所属するオランダ代表コーディ・ガクポ(中央)が、チームの勝利に貢献した。【ルーマニア代表vsオランダ代表】(20240702)原悦生(Sony α1使用)
途中出場マレンが終盤2得点の活躍【ルーマニア代表vsオランダ代表】激闘フォト

【ルーマニア代表vsオランダ代表 7月2日】

 デュッセルドルフからミュンヘン行きのICE特急電車(ドイツを中心に運行されているヨーロッパの高速列車=イーツェーエー)。8時44分発のそれは本来、21号車から29号車と食堂車を含む31号車から39号車で編成されているはずで、私は39号車の予約を持っていた。

 それが31号車から39号車は連結されておらず、半分での運行という信じられない事態になった。

 DB(略称デーベー=ドイツ鉄道)のアプリには直前に連絡は来たが、代わりの席が用意されるものではなく、コンタクトの電話番号だけが書いてあるものだった。

 DBは今大会のスポンサーでもある。ファン・チケットと連動して普通列車は無料、ECやICEは割引料金で乗れることになっている。

 ドイツの電車はちゃんと走らない。遅れは当たり前というのは常識だが、ICEでの編成が半分というのはかなりひどい。

 今大会の統括責任者である元ドイツ代表のフィリップ・ラームは、6月21日のデュッセルドルフで行われたスロバキアVSウクライナの試合前のインタビュー番組に出演予定だったが、電車の遅れで欠席になってしまった。

 また、オランダ代表は6月25日のベルリンでのフランス戦の後、合宿地であるヴォルフスブルクに電車で戻るはずだったが、大幅な遅延がわかり、急きょバスをチャーターすることになったという。

 何を言ったところで、動かないものは動かないし、遅れも回避できない。

 ICEは、デッセルドルフ中央駅に短い編成で入って来た。

 私は迷わず1等車に近い2等車に乗って、空いている席に座った。

 選択肢は席のない電車に乗って、たまたま空いている席に座るか、5時間立っているかだ。

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