■レアル・マドリード「6連覇」を阻んで優勝

 エウゼビオなど多数のアフリカ系選手を擁するポルトガル代表は、1966年ワールドカップで3位に入りました。また、ベンフィカは1961年にはヨーロッパ・チャンピオンズカップでレアル・マドリードの6連覇を阻んで優勝。1968年5月にウェンプリーで行われたチャンピオンズップ決勝では延長戦の末、マンチェスター・ユナイテッドに1対4で敗れたのですが、この試合は日本でもテレビ放映されたので(もちろん、生中継ではありません)、ベンフィカは当時の日本でも最も有名なクラブの一つでした。

 そのベンフィカが来日するというのです。第1戦は神戸の御崎サッカー場(神戸市立中央球技場)、第2戦と第3戦は東京・国立競技場となっていました。当然、東京での2試合は見に行きますが、神戸の試合も見に行きたいと思いました。

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