■中盤2人は精神面でもけん引
中盤3人は、藤田譲瑠チマ、荒木遼太郎、山本理仁がメインとなるか。松木玖生が外れたことで、この3人にかかる比重は大きくなる。藤田譲瑠チマと山本理仁は精神面でもこのチームを引っ張ってきただけに、期待は大きい。
センターフォワードは細谷真大か。昨年末の天皇杯決勝、そして、年明けのA代表でのアジアカップでも選出されるなど、フル稼働したこともあって、やや不振が続いているが、このチームのエースストライカーに変わりはない。
U23アジアカップでの大一番となったカタール戦でも、大岩剛監督はその起用をためらうことはなかった。ベンチ内では交代を進言する声もあったものの、指揮官が“引っ張った”ことで決勝ゴールが生まれた。その信頼を考慮しても、細谷が最前線に君臨するだろう。
アタッカーは、右が斉藤光毅、左が三戸舜介か。佐藤恵允と平河悠も控えるが、欧州で結果を出している2人がサイドをこじ開ける役割となりそう。