J2のレノファ山口FCが、地元高校とのコラボグッズを発表した。これからの季節にも持ってこいのアイテムに、ファンから賛辞が上がっている。
今季の山口は、例年以上にがっちりと地元と手を組んでいる。その筆頭格が、今月に入り発表された夏季限定ユニフォームだ。総監督である庵野秀明氏の出身地であることから始まった社会現象を巻き起こした大人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をテーマとした同市のイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」とコラボ。同作品のイメージを強く感じさせるユニフォームは、クラブの枠を越えて多くの人から好評を博した。
また、地元の高校とも力を合わせる。先月には山口市内の高校に選手が招かれ、生徒とホームゲームを盛り上げるアイディアを出し合った。
今回も、地元の高校生とタッグを組んだ。6月22日のJ2第21節いわきFC戦のホームタウンデーで対象となる、周防大島町の周防大島高校とコラボ。新商品を開発したのだ。
生み出されたのは、アロハシャツ。暑くなるこれからの季節にぴったりに商品だ。
同高校の美術部の生徒たちが、周防大島特産のみかんの花とレノファのエンブレム、マスコットを取り入れてデザイン。もちろんクラブカラーのオレンジをベースにしながら、白と黒の花模様も散りばめながら、鮮やかなシャツに仕上がった。クラブのホームページでは、「瀬戸内のハワイなアロハシャツです!」とアピールしている。