「一緒に映ってるのを見るのは、胸を打つな」サッカー日本代表7選手が原爆ドームを訪れ、歴史に理解を深める姿が映像で公開され反響……試合前日に収められた貴重な様子の画像
エディオンピースウイング広島でのサッカー日本代表 撮影:中地拓也

 6月13日、日本サッカー協会が公式ユーチューブを更新。恒例の『Team Cam』を公開したのだが、その中で注目されたのが、広島市内での試合前の姿だ。

 これまでにも、サッカー日本代表の活動のたびに公開されてきた『Team Cam』。試合前から試合当日までのチームに密着して、裏側の映像を公開して話題になってきた。今回は、『Team Cam vol.03|シリア代表戦の舞台裏|@Hiroshima – Jun.2024|SAMURAI BLUE』と題し、6月11日のシリア戦(エディオンピースウイング広島)に挑むチームの様子を伝えている。

 今回の試合会場であるエディオンピースウイング広島は今年から使われているスタジアムで、広島での国際Aマッチ開催は2004年7月以来20年ぶりとなった。

 その広島での試合に挑むに当たって、選手たちが試合前に訪れた場所があった。スタジアムからも近い、原爆ドームである。広島の歴史を伝えるとともに、命の尊さを世界に伝えるこの場所は、スタジアムからも歩いて行ける場所にある。

 その原爆ドームに、日本代表の選手も訪れた。映像で確認できるのは、谷口彰悟南野拓実守田英正田中碧冨安健洋町田浩樹旗手怜央の7選手。町田と旗手は終戦の歴史を語り合うなど、理解を深めていたようだ。

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