■オランダ語のアナウンスが「聞き取れた」
2005年のときも、オランダとドイツの間を行ったり来たりしていました。
あるとき、どこだったか覚えていないのですが、ちょっと田舎の小さな駅で列車を待っていたら、やはり、そういう番線変更のアナウンスがあったので、僕はすぐにホームを移動して余裕を持って目的の列車に乗ることができました。
車内で「やれやれ、これで安心」とホッとしてから気がつきました。
「あれ、あの駅のアナウンスはオランダ語だけだったけど、どうして聞き取れたんだろう?」
オランダ語というのは文字を見ると英語やドイツ語に似ているのである程度、理解できますが、発音(そして聞き取り)は難しい言葉なのです。オランダとベルギーの共同開催となった2000年のEUROのときにもオランダにずいぶん長い期間滞在していたこともあって、当時はなんとなく聞き取りができるようになっていたのでしょう……。