6月1日、浦和レッズは埼玉スタジアムでJ1リーグ第17節を戦った。この試合を見守った元浦和戦士の姿がファンの心を掴んでいる。
昨季王者・ヴィッセル神戸を迎えたこの試合に多くのサポーターが駆け付けた。その数、なんと4万5976人。チームを後押しすべく観客席は真っ赤に染まったが、その中に、まさかの姿もあった。
この試合のハーフタイム、浦和のゴール裏やメインスタンドの北側を中心に歓声が沸き上がった。というのも、メンバー外となった選手らが座る席から手を振る姿が見られたのだが、その主が明本考浩と荻原拓也だったのだ。
明本考浩は2021年に浦和レッズに移籍。赤いユニフォームに袖を通して89試合を戦うと、今年1月からベルギー1部のOHルーヴェンに期限付き移籍。その後、完全移籍が発表されており、今後、ベルギーを舞台に戦っていくこととなる。
荻原拓也は浦和レッズの下部組織から2018年にトップチーム昇格。今年1月からはクロアチア1部のディナモ・ザグレブに期限付き移籍している。