■5位の名古屋が上位戦線をさらなる「混戦」に
3位のヴィッセル神戸は、足踏みすることになりそうだ。壁となるのは、浦和レッズだ。
神戸は浦和に、通算18勝8分33敗と大きく負け越している。優勝した昨季も、1勝1敗と星を分け合った。
ともにルヴァンカップで黒星を喫し、公式戦連敗中。ともに好調とは言えず、新監督を迎えた浦和は不安定ではあるが、埼玉スタジアムという強みがある。今季J1で6敗を喫しているが、ホームで連敗したことはない。
お互いに今は、苦しい時期であることは確か。流れを変えたい6月初戦は、ドロー決着に落ち着くことだろう。
上位陣のブレーキが予想される中、5位の名古屋グランパスにも注目したい。開幕3連敗と出遅れたが、じりじりと順位を上げてきているのだ。
今節対戦する川崎フロンターレは、通算10勝9分23敗と苦手にしてきた相手。けっして楽な相手ではない。
だが名古屋は昨季、呪縛を解いた。アウェイに乗り込むと、等々力陸上競技場(現Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)で11年ぶりの勝利を挙げたのだ。さらに、迎え撃ったホームゲームでも2-0で勝利と、シーズンダブルを飾った。
川崎は現在、3試合も白星から遠ざかり、苦しんでいる。現状の勢いを考えれば、軍配は名古屋に上がり、上位戦線をさらなる混戦に導くことが予想される。
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