■「懐かしい香りがした先制点」

 そしてこの川崎のゴールシーンを、DAZNの日本語版エックス(旧ツイッター)が「流れるようなパスワーク」「川崎らしい攻撃で先制!」と綴って公開すると、次のようなコメントが寄せられた。

アーセナルや!」
「久しぶりに見たな、川崎のこの崩し。」
「マジで最高のパスワーク。」
「懐かしい香りがした先制点。強度重視の世の中、チャカチャカやってもいいじゃん!」
「これぞ川崎!これぞフロンターレ!あんたたちゃやれば出来るんだから自信もってどんどんやりなさい!!!」

 2017年からの5年間で4度のリーグ優勝を果たして黄金期を謳歌した川崎だが、主力が次々とチームを去った中で昨季は8位に終わり、今季も下位に低迷している。

 この日も後半14分に同点に追い付かれると、そこから相手を突き放すことができずに1−1のドロー決着となった。それでもこの脇坂のゴールには川崎のDNAが刻み込まれており、今後の巻き返しへ向けて期待を高めるゴールとなった。

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