J1のセレッソ大阪の試合に、ホスト界の帝王が“登場”した。入場時の「愛のささやき」に、ファンの驚愕が続いた。
テレビ番組などにも出演するローランド氏は、伝説のホストとして知られる。8年間のホスト生活を経て26歳で独立し、現在では複数の会社を保有する実業家でもある。
また、ローランド氏はサッカー愛の強さでも知られる。高校時代は強豪の帝京高校でプレーして、プロ選手を目指していた。
そのローランド氏はサッカー関連のテレビ番組に出演することも多く、いまだにサッカーとのつながりは太い。代表的なもののひとつが、C大阪でのアンバサダー就任だ。C大阪ではかねてからレフェリーエスコートなどを務めていたが、クラブが設立30周年を迎える今年、クラブOBの大久保嘉人氏らとともに30周年アンバサダーに就いていた。
5月11日にはC大阪のホームゲーム、J1第13節のヴィッセル神戸戦に来場していた。トークショーやメンバー紹介のアナウンスなどを行っていたが、“見えないところ”でもクラブの後押しをしていた。
「愛してるよ」「愛してるよ」、時々「まいど」。スタジアム入場時のチケットチェック音が、ローランド氏の声に代わっていたのだ。
小中チケットとシニア向けのシーズンシート保持者には刺激が強いのか、「まいど」の音声。だが、それ以外のチケット保持者には「愛のささやき」が届けられた。