川崎フロンターレの小林悠がセレッソ大阪との試合で敗れたことについて、イメージの共有を説いたことはすでに触れたが、トップ下で先発した脇坂泰斗も同じ考えを持っていた。
「どう攻めるかをチームで合わせないと、ちぐはぐな攻撃になってしまう」
危機感を募らせながらこう口にする背番号14は、だからこそ、「そこはやり続けていくしかないという」と話す。「練習で積み重ねていかないとゲームで同じようなシーンが出たときに実行できないと思うし、かといって練習でやってても試合でできなかったよねっていう部分もあるので、そこの両方」を求めていかなければいけないという。
その脇坂に、声を掛けたのが小林だ。小林は16日の練習後に、食事に行こうと誘っているのだと明かしている。小林は、「そんな固い話じゃないと思いますけど。分かんないですが、行ってみないと」と話すが「副キャプテンなんかと集まって行こうよと」と話していることから、チームに前向きなものをもたらせるように、そして、同じイメージを共有できるようにという気持ちを持ってのものと思われる。そして16日の夜に小林は、自身のSNSにキャプテン、副キャプテンの5人に上福元直人も含めた6人での食事の様子を公開している。