■食事をして部屋に戻っても「終わらない」試合
さて、試合は斗山(トゥサン)ベアーズ対LGツインズ。蚕室野球場を本拠地にしているチーム同士の「ダービーマッチ」でした。
試合は、両チームが2桁得点をする、激しい点の取り合いになりました。といっても、ホームランが何本も飛び出したというわけではありません。ヒットを積み重ねたり、そこの「ボルネッ」や「サグ」が絡んだりの乱戦です。両チームの投手も打ち崩されて、何度も投手交代があり、さらに乱闘まがいの場面もあったりして、要するに試合時間が非常に長くなってしまったのです。
プレーボールの瞬間から熱心に見ていましたが、さすがに2時間半を回ると苦痛になってきましたし、まだまだ当分試合は続きそうなので、僕は途中で抜け出すことにしました。
サッカーと違って、本場アメリカでも、日本でも、そして韓国でも、野球の試合というのは途中で入場したり、途中で退場したりするのは普通のことです。
野球場を出て、途中で軽く食事をしてからホテルに戻ってテレビのスイッチを入れたら、斗山対LGの試合はまだ続いていました。