現地時間3月15日、ドイツ2部リーグ第26節が行われ、デュッセルドルフがアウェイでのオスナブリュック戦に4−0で大勝した。その試合で大活躍を見せたMF田中碧とDF内野貴史の日本人コンビの試合後の“祝福シーン”が注目を集めている。
スタメン出場した田中は、前半35分にクロスボールで先制点をアシストすると、後半終了間際には味方のシュートが当たってコースが変わってゴールに吸い込まれ、自身今季6点目をマークした。
一方、後半12分からの途中出場となった内野は、ピッチに入った直後の後半15分に、ドリブルからの右足ミドルでゴールネットを揺らした。ジェフユナイテッド千葉の下部組織から高校卒業後にドイツへと渡った内野にとっては、これがデュッセルドルフ加入後初ゴールとなった。
そして、この内野の初ゴールを誰よりも喜んだのが、田中だった。普段から行動を共にする2歳下の弟分を、試合終了直後にピッチ上で祝福。ユニフォームで汗を拭って振り向いた内野に対し、白い歯を見せながらの満面の笑みで待ち受けると、大袈裟と思えるよど両手で大きく、何度も拍手して喜んだ。