■“踊りたくなる”ほど嬉しい勝点3
今季からチームを指揮する森山監督は1967年生まれの56歳。現役時代はサンフレッチェ広島などで守備の万能選手として活躍し、引退後は指導者に転身し、広島ユースの監督を経て2013年からは日本サッカー協会入りしてU-15からU-16、U-17と年代別の日本代表監督を歴任した。その中で選手から絶大な信頼と愛情を集め、若手育成に対して高い評価を得た。
森山監督自身にとっても仙台の監督就任は大きなチャレンジとなる中、開幕戦で大分トリニータと1−1で引き分けた後、第2節はV・ファーレン長崎に2−1で勝利したが、ミッドウイークに行われたルヴァン杯はでJ3アスルクラロ沼津に2−3で苦杯を舐めた。それだけに、この日の本拠地初戦で手にした価値ある勝点3は、“踊りたくなる”ほど嬉しいことだった。
3月16日の次節ブラウブリッツ秋田はアウェイだが、同20日のロアッソ熊本戦、同24日の徳島ヴォルティス戦はホームで戦う。再び“勝利のダンス”を見ることができるだろうか。