3月17日、浦和レッズは湘南ベルマーレとのJ1リーグ第4節を戦う。その試合を前にキレキレのドリブルを見せた選手がいる。
今季の浦和はさまざまなポジションに大きな補強を行った。特にペア=マティアス・ヘグモ監督が重要視するウインガーには前田直輝という実力者、復帰組の松尾佑介、そして、ASローマからオラ・ソルバッケンを迎え入れ、すでに出場機会を重ねている関根貴大も加えて多士済々な状況となっている。
とはいえ、そこで気を吐く未出場の既存組もいる。大久保智明だ。現在25歳の大久保は2021年に浦和でプロ入り。そのドリブルを武器に存在感を増し続けており、負傷で出遅れたものの加入組に勝るとも劣らない足技を持つ。
その大久保のドリブル映像をクラブが公式エックス(旧ツイッター)に投稿した。ボールを持ったままトップスピードで右サイドを疾走する大久保は、対峙する渡邊凌磨の股を抜いてそのままペナルティエリア内に。そしてそのままシュートに持ち込んだのだった。
映像ではそのシーンが2度流れる。最初はそのままのスピードでのものだが、2回目は股抜き部分をスローにしたもの。遅くしなければ分からないほどの衝撃の早業を見せたのである。