■同点に追いつくことはできたが…
だが、東京VのGKマテウスの好守もあって、欲しいゴールが奪えない。
ゴール前の混戦、大畑歩夢のシュートをカットに入った山越康平の右足が大畑歩夢を蹴る形になってしまう。
89分、このペナルティをアレクサンダー・ショルツが決めて浦和は同点に追いついた。
だが、浦和は勝つことができなかった。
キャプテンの酒井宏樹は深々と頭を下げた。
東京Vは16年ぶりにJ1での勝ち点1を挙げたが、最後まで持ちこたえられなかった。
「本当に悔しい試合になってしまった。あのPKの直前に危ないシーンがあったが、基本的に我々が崩された感覚はなかった。我々のブロックの外でサッカーをやらせていた。不運だった」(城福浩監督)