リオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケッツ、ルイス・スアレスの元バルセロナトリオが日本に凱旋するとあって、注目された2月7日夜のヴィッセル神戸とインテル・マイアミの一戦。
高額チケットや厳寒の平日夜という試合日程も災いし、東京・国立競技場の観客動員数は2万8614人と半分も埋まらなかったが、4日の香港でのゲームを欠場したメッシが後半15分から登場するとスタンドはヒートアップ。足に吸い付くようなドリブルや敵の意表を突くスルーパス、後半34分にGK新井章太と1対1になった決定機など、世界最高峰のプレーで見る者の度肝を抜いた。
そんなメッシ以上に目を引いたのが、昨季J1王者・神戸の現在地である。
彼らは1月10日の始動後、19日~2月1日にかけて沖縄・西原町でキャンプを行っていたが、非公開が多く情報がほとんど表に出ていなかった。17日には川崎フロンターレとのFUJIFILM SUPER CUPが控えているが、30代の主力や新戦力が現時点でどうなっているのかは興味深い点だったと言える。