J2の栃木SCでプレーする元サッカー日本代表FW矢野貴章が、チームメイトの2ショットをSNSで公開した。エモさ2倍の写真に、ファンが感激の声を上げている。
日本代表としても活躍した矢野は、4月に40歳となる今シーズンもプレーを続ける。栃木の一員として、J1昇格を目指すのだ。
矢野が柏レイソルでプロキャリアを歩み始めたのは、2003年のことだ。2006年にはアルビレックス新潟に完全移籍し、2007年にデビューを飾った日本代表では、2010年にワールドカップも戦った。その南アフリカ大会でのプレーぶりも認められ、同年にはドイツのフライブルクへと移籍を果たした。
ドイツでの挑戦は1年半ほどに終わったが、矢野の挑戦は続いた。名古屋グランパスでのプレーを経て、3度目の加入となった新潟ではJ1昇格を果たせなかったが、2020年に移籍した栃木で、国内最高峰のリーグへの復帰を目指しているのだ。
栃木は現在、沖縄でキャンプを張り、シーズン開幕に備えている。キャンプも半ばを越えた2月4日に矢野は、美しい海などを背景にしたチームメイトとの2ショットを公開した。
一緒に写っているのは、今シーズンに下部組織から昇格した揚石琉生。ジュニアユースからの生え抜きで、U-15やU-17日本代表にも選出された期待の星だ。
かわいい後輩を紹介しているのだが、驚くべきはその年齢差だ。2月18日に18歳の誕生日を迎える揚石と矢野は現在、22歳差。揚石が生まれた2006年は矢野のプロ4年目、新潟に移籍したシーズンで、SNSでの投稿に「そんな年に生まれた彼がチームメイトになりました」と笑顔の絵文字つきで記した。