現地時間２月３日、アジアカップ２０２３（カタール）の準々決勝が行われ、日本代表は１－２でイラン代表に逆転負け。後半アディショナルタイムにＰＫを奪われると、多くの悲鳴が上がった。
過去の通算対戦成績６勝５分け６敗というまったくの互角の強敵イランを相手にした準々決勝。前半２８分に守田英正のゴールでリードを奪ってハーフタイムを迎えた日本だったが、後半１０分にサルダル・アズムンの見事なスルーパスからモハマド・モヘビに同点弾を許すと、以降はセカンドボールを拾われ続けて“耐える時間”が長く続いた。
そして１−１のまま迎えた後半アディショナルタイムだった。イランがゴール前にロングボールを蹴り込み、ペナルティーエリア内でモヘビと毎熊晟矢が頭で競る。そのこぼれ球がゴール中央にふわりと浮かぶ。このボールを頭でクリアしようとした板倉滉と右足でクリアしようとした冨安健洋が重なり、お互いが見合う形となった。
そのこぼれ球にホセイン・カナーニが素早く反応すると、慌てて足を伸ばした板倉に倒されてＰＫ判定。そして、キッカーのアリレザ・ジャハンバフシュが、思い切りよくゴール左上に突き刺した。
