沖縄でキャンプ中のJ1北海道コンサドーレ札幌が1月26日、クラブの公式エックス(旧ツイッター)を更新。昨季限りで現役引退した元日本代表MF小野伸二氏の来訪と練習参加を報告して話題を呼んでいる。
1979年9月27日生まれで現在44歳の小野氏は、清水商高から1998年に浦和レッズに加入して以降、抜群のボールテクニックを武器にした天才的なプレーで黄金世代の顔として活躍。オランダ1部フェイエノールト時代には、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)で優勝を飾り、その後、浦和、ボーフム(ドイツ)、清水エスパルス、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)、札幌、FC琉球と渡り歩き、W杯には3大会連続で出場。昨年限りで26年間の現役生活に幕を閉じた。
引退後、今年1月14日、札幌のアンバサダー、役職名:O.N.O(One Hokkaido Nexus Organizer)の就任が発表されていたが、この日はキャンプを張っている沖縄・金武町に姿を現した。
ジャケット姿で登場してミハイロ・ペトロヴィッチ監督や選手、スタッフと握手や抱擁を交わすと、スタッフ用のトレーニングウェアに着替えて練習に参加。クラブが「リフティング部に小野伸二 O.N.Oが帰ってきました」と綴って公開した動画には、小林祐希、荒野拓馬、鈴木武蔵、菅大輝とともに円陣でのリフティング合戦を行い、錆び付かないボールテクニックを披露している。