■最終ラインに変更があるか
最終ラインは、左から伊藤洋輝、板倉滉、冨安健洋、毎熊晟矢か。右SBは本来は菅原由勢の可能性が高かったものの、毎熊が好調なだけにこのまま先発の座につくのではないか。板倉滉はバーレーン戦での負傷が気になるものの、その試合後には2日間での回復に自信を見せていただけに、まずは先発候補となる。
ただし、間に合わなければ欧州経験のある町田浩樹の出番となるか。谷口彰悟も控えているが、日本戦でイランの攻撃の核となるであろうセリエA・ローマ所属のFWサルダル・アズムン対策が必須となるだけに、その起用にも注目が集まる。
ボランチは遠藤航、守田英正コンビになりそう。遠藤は今大会4試合すべてに先発出場しているが、中盤の核としてイラン戦も先発に名を連ねそう。守田はバーレーン戦で旗手怜央に代わって急遽ピッチに入ると安定した動きを披露しており、何も問題はない。
2列目は左から中村敬斗、久保建英、堂安律か。これまで伊東純也と堂安律が務めてきた右サイドは、バーレーン戦でも得点している堂安か。伊東はカタールW杯では4試合すべてに先発出場したものの、今大会は第1戦、第2戦で先発しながら、第3戦とラウンド16では堂安律が先発メンバーになっていた。
伊東は2月1日に離脱が発表されたものの、その後、離脱の判断を改める発表がなされ、日本時間の2日に話し合いが持たれる。その結果、仮にチームに残り続ける判断になったとしても、今回の起用は見送られると見られる。