1月11日、川崎フロンターレが2024年シーズンを川崎大師から始めた。リーグ優勝、そして複数のタイトル獲得へ、市民・サポーターとともに“好発進”を見せた。
2023年は天皇杯を制覇したものの、リーグ優勝には2年連続で届かなかった川崎。その必勝を祈願すべく、川崎大師(平間寺)に選手・スタッフが集まった。
ヴァンフォーレ甲府から獲得したサッカー日本代表の三浦颯太、モンテディオ山形から復帰した宮城天は参加できなかったものの、ガンバ大阪から完全移籍した山本悠樹、名古屋グランパスから加入した丸山祐市も参加。さらに、新たなブラジル人選手3人も揃い踏みとなった。
特に注目を集めたのがサンパウロFCから加入したFWエリソンで、チームスタッフが「Jリーグの生態系を壊す」可能性があると聞いているというほどのポテンシャルを持つストライカーだ。180cm、83kgの体格以上のフィジカルの強さを持っており、プレーはかなりいかついものの、この日は他のブラジル人選手と笑顔で会話したほかサポーターからの声掛けにも気さくに応じるなど、温和で陽気な人柄を見せていた。