現地時間12月16日、イングランド2部のチャンピオンシップ第22節が行われ、敵地でのリーズ戦に臨んだコヴェントリーMF坂元達裕の今季2アシスト目に称賛の声が集まっている。
セレッソ大阪からオーステンデ(ベルギー)を経て今季からコヴェントリーに所属している坂元は、開幕からレギュラーとして出場を続け、11月25日の17節ミルウォールFC戦で今季初ゴールを、12月8日の第20節バーミンガム戦で今季初アシストを記録した。徐々に数字が付いてきた中、この日も右サイドMFとしてスタメン出場すると、0ー1の1点ビハインドで迎えた後半21分だった。
右サイドを抜け出したFWエリス・シムズのサポートに入ってパスを受けた坂元は、ワンタッチでゴール方向を見据えると、そのままスムーズな身のこなしから左足クロスを送り込む。ボールは優雅な対空時間を経て、身長186cmのボビー・トーマスの頭にピタリと合い、同点ゴールが生まれた。
リーズは昨季までプレミアリーグで戦っていた人気クラブで、降格1年目の今季はチャンピオンシップで3位に付けているチーム。その相手から、坂元が完璧な軌道を描いたピンポイントクロスで今季2アシスト目をマークし、試合は1−1で終了。アウェイでの貴重な勝点1獲得に大きく貢献した。