【川崎の天皇杯優勝のために山根視来が貫いた“戦う集団”の意識(3)】「最後にサポーターと一緒に笑って終わりたかった」の想い…蔚山で語った「自身に課す将来像」の画像
天皇杯決勝のPK戦で感情を露わにした川崎フロンターレの山根視来 撮影:中地拓也
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 12月12日、川崎フロンターレは今季最後の公式戦を韓国で終えた。2点を先行しながら追いつかれたが、ACLのグループステージ6試合を5勝1分けの無敗に。同10日には天皇杯決勝をPK戦までもつれ込みながらも制しており、チームとしてはいい手応えとタイトルを掴んでシーズンを終えることとなった。

 タイトルマッチを前にした時点で、気持ちの重要性を説いていた山根視来も、「今のチームはすごくACL向きのチームなのかな」と試合後に振り返った。

「ACLとかカップ戦っていうのは、日程とかグラウンド状況、気候とかいろいろ難しいことが重なって、自分たちが思うようにいかない展開がすごく多いんですけど、今はうまくいかなかったときにストレスを抱えるんじゃなくて、何をすべきか、そして、もうそれはそれとしてしょうがないから我慢しようっていう考えがすごく浸透していると思います。だから、すごくタフなチームになったなと」

 そんな山根に、今年1年間について振り返ってもらうと、「やっぱり苦しくて……」と切り出し、「フロンターレで4年間過ごしてきた中では一番下を向く回数が多かったシーズンだなと思いますけど、みんなでやってきて、勝点3とか目の前の試合に勝つっていうことだけにフォーカスして戦う集団になっていけたっていうのはすごく価値のあるものだった。そして最後、こうやって無敗でACLを終えて天皇杯のタイトルを取れたことにすごく満足してます」と笑顔を見せた。

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