延長、PKの予想は当たってしまった。
「120分を覚悟しておこう」(川崎・鬼木達監督)
「延長PKを想定したゲーム」(柏・井原正巳)
どちらかと言うと柏ペースの試合で、双方に何度か決定的な場面があったが、ゴールは生まれなかった。
必死の攻防。
タイトルマッチの決勝は別物だ。
この間、満員の国立競技場の上空をどれだけの飛行機が過ぎ去ったことか。
ペナルティ・シュート・アウト(PSO)は川崎サイドで行われることになった。
レフェリーの木村博之から二人のGKに念を押すように説明があった。
川崎の2本目は瀬川祐輔。松本健太が止めて、喜ぶがこれはVARでやり直しになってしまった。
柏の4本目。仙頭啓矢。ポストを叩いてしまう。
川崎5本目。延長戦のヘッダーで決勝ゴールかと思われたバフェティンビ・ゴミスが蹴る。だが、松本健太が止める。