J1の川崎フロンターレが、先月末に発売して即完売したという人気商品の再販売を早くも決めた。ファンからは、すぐさま歓喜の声が上がった。
11月24日、川崎と鹿島アントラーズによるJ1第33節の舞台となった等々力陸上競技場で、「噓から出た実(まこと)」と言うべきグッズが販売された。その名も『川崎フロンたれ』という焼き肉のたれである。
発端は、川崎の公式SNSにおけるエイプリルフールネタだった。小林悠が店主を務める焼き肉店がオープンするとしてポスターまで作成。そこには「こだわりの“たれ”」を使用しているとして、エバラ食品の人気商品「黄金の味」をフロンターレカラーでラッピングした「川崎フロンたれ」も掲載していた。
いわば、2003年からクラブとパートナー契約を結んできた同社とのエアコラボだったが、このネタが現実となった。実際に『黄金の味 中辛 川崎フロンたれ』として、試合会場で売り出されることになったのだ。
この商品は数量限定で販売され、クラブのSNSによると「即完売」だったという。手に入れられずに落胆したファンも多かったかもしれないが、このたび朗報が届いた。天皇杯決勝を翌日に控えた12月8日、「大事な試合を控える川崎フロンターレサポーターの皆さま、今夜は“黄金”の味を使った料理を食べてエネルギー補給しましょう」と、再販売決定を報告したのだ。