【川崎・瀬川祐輔が“6チーム目”で挑む天皇杯タイトルマッチ。苦労人と呼ばれて(3)】福岡と浦和のルヴァン決勝で感じた「そんなの関係ないのがサッカー」の怖さ…井原氏の言葉を得て攻撃的にの画像
ACLに出場して経験を積んだ川崎フロンターレの瀬川祐輔 撮影:中地拓也
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 川崎フロンターレは12月9日に天皇杯決勝を戦うが、瀬川祐輔にとってタイトルマッチには苦い思い出がある。2021年1月4日、前所属の柏レイソルJリーグYBCルヴァンカップを懸けてFC東京と国立競技場で対戦した。

 先発出場した瀬川は前半45分に同点弾を決めるも、1-2で敗戦。タイトル獲得を喜ぶ対戦相手を目前にするという悔しさを味わった。そのとき、瀬川の体から“自由”を奪ったのは、「タイトルが懸かったプレッシャー」だという。

「緊張して自分のプレーができなかった」と振り返るも、「そういうのも反省として次の天皇杯決勝には活かせるかなって思います。ルヴァンのときみたいなことは繰り返さないと自信はありますし、それだけの経験は積んでこれたと思うので、どのポジションでもスタメンで出れる準備をしたいなと思います。楽しみですね」と話す。

 その対戦相手が、柏レイソル。タイトルを逃した悔しさを味わった古巣である。「気持ちが入る」と話し、国立決戦へ火花を散らす。

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