■東京V昇格の立役者・MF森田は外せない
ボランチ 森田晃樹(東京ヴェルディ)40試合出場(3381分)
リーグ戦3位でJ1昇格プレーオフを制したチームで、替えの効かない選手としてGKマテウス、右SB宮原和也に次ぐ出場時間を残した。4-4-2のダブルボランチを基本ポジションとしつつ、臨機応変に立ち位置を変えてボールを循環させ、攻撃の仕上げにも関わる。止める・蹴るの水準が高く、ボールを失うことは稀だ。主将の重責も果たした。J1昇格プレーオフ決勝後の涙は印象的。
右MF イサカ・ゼイン(モンテディオ山形)40試合出場(2517分)
中盤右サイドでは松本昌也(ジュビロ磐田)、中山克広(清水エスパルス)、佐藤亮(ザスパクサツ群馬)らも好印象を残したが、最終節の勝利で7位から5位へ順位をあげた山形から、イサカ・ゼインを選出。途中出場が続く時期もあったが、出場試合数はチームトップタイ。右ウイングとして自慢の突破力を生かした。6得点5アシストはいずれもチーム3位で、数字も残している。
左MF カルリーニョス・ジュニオ(清水エスパルス)36試合出場(2432分)
加入4年目の今シーズンは、チーム最多の15得点を記録した。トップ下の乾貴士、1トップのチアゴ・サンタナとのコンビネーションは破壊力抜群で、ゴール前で高い決定力を示した。20節のロアッソ熊本戦、28節のファジアーノ岡山戦で1対0の勝利につながる決勝弾をゲットし、32節のブラウブリッツ秋田戦では引分けに持ち込むヘッドで突き刺すなど、そのゴールは多くの勝点につながった。