イングランド・プレミアリーグのアーセナルがSNSを更新した。コンテンツとして取り上げたのは、まさかの「冨安健洋の日本語教室」。その規格外の内容に、日英のファンがざわついている。
アーセナルが好調だ。プレミアリーグでは、第13節までを終えて9勝3分1敗で、昨季王者のマンチェスター・シティを抑えて首位に立つ。
そのガナーズで貢献度を高めているのがサッカー日本代表DF冨安健洋だ。日本代表ではCBとして起用されるが、アーセナルでは左右のサイドバックとしてプレー。リーグ戦ここ3試合は先発してフル出場と、存在感を高めている。
現地時間11月29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグでは、RCランス戦で2アシスト。今季序盤はベンチスタートが多かったものの、出番が来れば仕事を果たすDFに、ファンから寄せられる期待も高まっている。
その状況に応えるかのように、アーセナルはSNSに冨安の特別動画を投稿。内容は、まさかの「日本語教室」だった。
世界中から名手が集まるプレミアリーグだが、日本人選手はまだまだ少数派。その状況を逆手にとらえてか、日本語教室にトライしたのは、なかなかに独創的かつチャレンジングなアイディアだった。
動画は冨安の自己紹介から始まるのだが、欧米的な発音ではなく、日本語らしいイントネーションで名前を述べている。さらには、サッカーをいかにして日本語で語るかをレッスンしていくのだ。
取り上げたのは、実直な冨安の信条を語るような一言。冨安が「At the Sstage of the season,you have to take it one game at a time」と英語で語るのだ。その後に日本語訳をローマ字読みのテロップ付きで2度口にする。