「サッカー批評のtoto予想」(第1413回)12月2・3日 広島と浦和の2億2000万円を争うレースにも決着!鍵は「天才」と「ラストマッチ」の画像
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 今回のtotoではJ1第34節の10試合と、J3第38節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 J1の優勝争いは、1節を残して決着した。前節、ヴィッセル神戸が初優勝を飾ったのだ。

 残留争いも、ほぼ終了したと言っていい。前節の湘南ベルマーレとの裏天王山で敗れた横浜FCは最下位脱出はならず、今節に17位の柏レイソルと勝点で並ぶ可能性があるものの、得失点差には12もの開きがある。逆転すると考えるのは現実的ではない。

 だが、まだ熱い戦いは残っている。プロにとって重要な賞金争奪戦である。

 来年度から、理念強化配分金の分配が再開される。今季の成績により、来年度からの2年間で優勝チームには5億円、2位には3億6000万円が支給されるのだ。3位には、4位よりも7000万円も多い2億2000万円。3位争いが過熱するのも当然だろう。

 2位までの順位は獲得しているが、3位は熱いレースが続く。3位サンフレッチェ広島と4位浦和レッズによる、勝点1差のデッドヒートだ。

 広島は難敵と対する。今季初タイトルを獲得したアビスパ福岡のホームに乗り込むのだ。

 ルヴァンカップを制した福岡は、リーグ戦でも3連勝中。自信を深めたシーズンをホーム戦勝利で締めくくろうとの思いは強いはずだ。

 一方の広島はここ5試合、勝利と引き分けを繰り返している。前節にエディオンスタジアム広島ラストゲームを飾るという大役を果たしており、その反動の影響は否めない。

 現在のチームの調子を鑑みるに、結果は相殺。ドロー決着を予想する。

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