感動的な「Ｌ」の文字が注目された。
１１月２５日、Ｊ１リーグ第３３節でヴィッセル神戸と名古屋グランパスが激突。ホームの神戸にとっては勝てば優勝という重要な試合だったが、先発出場していた井出遥也が結果を残す。
前半１２分、神戸は敵陣左サイドでのスローインの流れから大迫勇也がボールをキープすると、直後に裏へスルーパスを出す。これに反応した井出がワンタッチでシュートを放ち、先制点を奪っている。
神戸は前半１４分に武藤嘉紀が追加点を挙げ、前半３０分に失点を許して１点差とされるが、リードを最後まで守り切って２－１で勝利。ついに待望のリーグ初優勝を達成した。
その試合から２日たった２７日、先制点を挙げた井出が公式エックス（旧ツイッター）を更新。「ヴィッセル神戸に関わる全ての皆さん、本当におめでとうございます!!! そしてどんな時も最高の応援、サポートをありがとうございました!! ヴィッセルファミリーで掴んだ優勝！ この場にいれたことを誇りに思います！」と綴り、改めてタイトル獲得をサポーターと分かち合っている。
そんな中、この投稿にある３枚目の写真が注目された。
当該写真では、名古屋戦でのゴール後にサポーターに向かってポーズをとる井出が掲載されている。井出は右手を高く上げ、親指と人差し指で「Ｌ」の文字を形成。このセレブレーションを見たサッカーファンたちは、井出とジェフユナイテッド千葉時代にチームメイトだったエヴェルトン・ケンペスのゴールパフォーマンスと同じであることに気付いたのだ。
