AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦中のJ2ヴァンフォーレ甲府が、東京都の『新宿アルタビジョン』で次戦へ向けたCM動画を放映して話題を集めている。
2022年シーズンの天皇杯を制してACKの出場権を獲得した甲府は、本来の本拠地である山梨県のJITリサイクルインクスタジアムが、ACLの開催基準に適合せず、代わりに東京都の国立競技場をホームスタジアムとすることが承認されている。
グループHに属した甲府は、現在4試合を終えて2勝1分け1敗の勝点7で首位タイに付けている。特に“ホーム・国立”での2試合は10月4日のブリーラム戦(1−0)、11月8日の浙江FC(4−1)と2戦2勝と結果を出した。そして次戦、11月29日には同勝点、同得失点差で並ぶメルボルン・シティとの“首位決戦”が国立競技場で行われる。
勝てばノックアウトステージ進出(各グループ上位1チームと各地区グループ2位のうち上位3チームが進出)に大きく前進する重要な一戦。甲府は、クラブのサポーターも含めて多くの人の待ち合わせ場所としても有名な『新宿アルタ』の大型ビジョンで「駆けつけよ!いざ、ホーム国立へ!」と謳った試合CMの放映を決め、「近くにお越しの際は、ぜひご覧ください」と呼びかけている。