【11月8日発表のサッカー日本代表メンバー考察(1)】堂安復帰で鎌田は今回も選外か。守田英正と伊藤敦樹の状態が懸念される中でのボランチ選考の難しさ(DF・MF編)の画像
直近のチュニジア戦での森保ジャパンの先発メンバー 撮影:中地拓也

 6月のエルサルバドル戦(豊田)から6連勝・24得点5失点という破竹の勢いを見せている森保ジャパン。これまではテストマッチだったが、11月からはいよいよ公式戦がスタートする。彼らは2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー(16日=吹田)&シリア(21日=ジッダ)2連戦に挑むのだ。

 その代表メンバーが8日に発表されるが、今回、選出されるのは、26人ではなく23人。となれば、これまで名を連ねていながらリストから外れる選手も出てくる。守備陣の軸を担う板倉滉(ボルシアMG)、10月シリーズで攻撃のマルチタスクとして大いに存在感を高めた旗手怜央セルティック)の負傷離脱などもあり、森保一監督も選考に頭を痛めているのではないだろうか。

 そこで、各ポジションごとに選手をチェックしてみたい。まずGKだが、10月のカナダ戦(新潟)に先発した大迫敬介(広島)とチュニジア戦(神戸)に出場した鈴木彩艶シントトロイデン)は問題なく選ばれるだろう。もう1枠だが、すでに前川黛也(神戸)が公式戦復帰を果たしていることから、前回、追加招集の小島亨介(新潟)ではなく、前川の選出が濃厚だ。

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