11月25日、今季のJ1リーグ王者が決まった。ホーム・ノエビアスタジアム神戸で名古屋グランパスに2-1で勝利したヴィッセル神戸が、クラブ史上初となるリーグタイトルを獲得したのだ。
神戸は天皇杯のタイトルを獲得したことはあるものの、リーグ戦では初。J1リーグで優勝した経験を持つチームは神戸で11チーム目となる。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタに代表される多くのビッグネームを獲得し続けた神戸にとっても、リーグ優勝は高い壁だった。
そして、そんな神戸の優勝の陰に、“勝利の女神”がいたとファン・サポーターの間で話題になっている人気女性アイドルがいる。それは、乃木坂46の五百城茉央だ。2005年に兵庫県神戸市に生まれた彼女は、同グループの人気メンバーとして知られる。
そうした地元の縁があって、五百城は9月23日にノエビアスタジアム神戸で行われたセレッソ大阪でキックインセレモニーなどに参加。「流石に可愛すぎる」「美少女過ぎて困っちゃうわ」「緊張してる茉央ちゃん可愛い」などと話題になったイベントとなったが、それだけでなく、神戸はそこから6戦無敗。しかも、5勝1分という驚異の勝率をもたらしていた。そのラストスパートもあって、神戸は1試合を残して優勝を決めていた。
かたや彼女は、プロ野球においてもその“力”を発揮していた。今夏に行われた同グループの神宮公演『Never say never』において、プロ野球・阪神タイガースのユニフォームを着用した姿を披露。12球団がある中で彼女が選んだ阪神が、今年、38年ぶりに日本一に輝くこととなった。つまり、五百城がかかわった競技の異なる2球団が、それぞれの頂点に立ったのである。