■「涙腺が崩壊する」
上田と佐野の共通点は、鹿島アントラーズである。現在25歳の上田は2019年に法政大学のサッカー部を退部して鹿島入り。常勝軍団で得点を量産し、2022年7月にベルギーリーグに移籍し、今季からはオランダのフェイエノールトでプレーしている。
一方の佐野は現在22歳で、2019年にJ2町田入り。鹿島には今季から所属しており、初めてのJ1ながら存在感を放っている。
そんな2人は鹿島というつながりはあるが、在籍期間が重なったことはない。それでも、上田は自身の古巣クラブの後輩に目をかけたのである。
その様子を本誌の取材者がエックス(旧ツイッター)で紹介したところ、大絶賛のコメントが多く寄せられた。
「鳥肌が、、素敵すぎる!!」
「最高の光景」
「は?????綺世優しすぎだろ最高かよ」
「綺世めちゃくちゃ良い先輩じゃないか〜!」
「思わず声が出る素晴らしい写真」
「涙腺が崩壊する」
「心配してたけど、鹿サポにとっては最高の展開になってました」
16日のミャンマー戦の出場選手はまだ分からないものの、2人が同時出場する場面はあるのか。すでにコミュニケーションを取った2人が仮に共闘するとすれば、鹿島サポーターにとってはさらに胸を打つものとはるはずだ。