現地時間10月30日、バロンドール授与式がフランス・パリで行われた。それに合わせて、イングランド1部のマンチェスター・シティが候補選手としてノミネートされたクラブ所属の男女10選手の集合写真を公開。そこに写るなでしこジャパンの長谷川唯の姿が話題になっている。
1956年に創設された「バロンドール」は毎年1人、最も活躍した世界No.1選手を選定するサッカー界で最も権威のある賞で、2010年から「FIFA最優秀選手賞」と統合して「FIFAバロンドール」と改められた。そして2023年の授与式を前に、今年9月に男女それぞれ30名のバロンドール候補選手が発表され、長谷川もノミネートしていた。
そしてこの日、アルゼンチン代表をW杯制覇に導いたリオネル・メッシが史上最多8回目の受賞を果たした中、男女合計で大量10選手がノミネートしたマンチェスター・シティが、その10選手が一同に会す集合写真をクラブの公式エックス(旧ツイッター)で公開した。
その写真の中に日本が誇る長谷川の姿もあった。投票数でメッシに続く2位だったノルウェー代表のFWアーリング・ハーランドを中心に、世界最高峰の選手たちがそれぞれファッショナブルな装いで居並ぶ中で、上下ネイビーのスーツに白のスニーカーでコーディネートした長谷川が、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネとアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの間に堂々と陣取り、可憐な笑顔を披露している。