橘田健人がまたしてもゴールを決めた。
10月9日に敵地で柏レイソルと対戦した川崎フロンターレは前半40分に失点。54分には遠野大弥が退場しており、1点のビハインドの中、10人での戦いを強いられていた。そんな70分のことだった。
「クロスが上がるのは分かってて。あそこにスペースがあったので、いいところに入れたのかなと思います」
ゴールを決めた自らのシュートではなく、シュートを打てる場所に入り込んだことがポイントだと説明する橘田は、バフェティンビ・ゴミスが柏守備陣を引き付けてくれた効果について言及している。
「(柏の)ディフェンスがけっこう、(ゴミスに)つられて低いラインになっていたので。あんなに空くってことは、やっぱり相手は警戒してるのかなと思うので。そこに入れて良かったかなと思います」
ちなみに橘田のシュートはコンパクトに確実に当てたもの。ボールが来るまでに時間があったことで、とにかくミートして、確実に当てることを意識していたのだという。
「そうですね、ボールが来た瞬間は、来たなと思って。しっかりミートすることが大事だったので。しっかりミートすることがができました」
枠を捉えた、抑えの効いたファインゴールだった。