【サッカー日本代表・森保一監督、10月18日取材対応全文(3)】鈴木彩艶の終盤の“ピンチ”について「トミは恐らくアーセナルでより内側に…」と、イメージの違いに言及の画像
カナダ戦で指揮を執るサッカー日本代表の森保一監督 撮影:中地拓也

 日本代表森保一監督は、チュニジア戦から一夜明けた10月18日報道陣の取材に応じ、10月シリーズの振り返りと今後について語った。その取材対応の全文は次のとおり。

――GKで予選で多少の不安があっても若手を使い続けるのか、多少ベテランの復帰というのか、どちらでしょうか

 そうですね、基本的には、これまで招集した選手たちをベースに、来月からの活動にも選手を選んでいこうかなと思っています。もちろんベテラン選手たちもまだまだ代表の中でプレーするという思いと力を見せてくれてますので、そこはまた活動ごとに、活動が進むごとに、選考の幅が変わってくるかもしれませんけど、 基本的には、この、3月、6月、9月、10月というところの招集させてもらった選手たちで行こうとは思っています、

――鈴木の滑った場面は

 あの、トミと合わなかったやつですか。あれはどうなんすかね。まだザイオンが不安なのか。あとはチームとして、どういうところでボールを渡すか、受けるとかっていうことも、我々も考えないといけないかなと。

 おそらく、あのシーンでいうと、ザイオンはおそらく左足でもらいたかった動き方のところで、トミは恐らくアーセナルで、より内側に出す、展開できるパスを出してることも多いのかなっていう。今、なんとなくね、イメージで話してますけど、そういうところを我々スタッフとしても、どういうふうにボールを動かすかっていう、ボールの動かし方、受け方で、GKの使い方っていうところは考えていかなければいけないなというのは、もう試合直後にコーチ陣でも話をしましたし。

 ただ、そこを使えるっていうところが、どんな状況でも使えるっていうところが、また戦術の幅を1つ広げるというか、大きくするところにもなると思いますので、いろんなトライをしていきたいと思います。はい。

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