10月30日の夜、SNSに次々とある情報が投下されていった。それは、川崎フロンターレの選手らがディズニーシーを訪れていた様子である。
参加メンバーは佐々木旭、早坂勇希、山田新、高井幸大、名願斗哉、松長根悠仁、大関友翔の7選手に、水戸ホーリーホックに期限付き移籍中の永長鷹虎を加えた8人。さらに、登里享平も偶然居合わせたことで、登里自身もその8人の写真を投稿している。
写真の愛らしさも相まって、その様子はたちまち拡散されたが、どのような1日だったのかが気になる人も多いはずだ。そこで、11月2日の練習後に当該の選手らに話を聞き、どう過ごしたのかについて証言を得た。それを20のポイントに分けて紹介しよう。
まずこの企画を提案したのは大関だという。そこで、「(寮内では)基本的に決定権は旭にある」(早坂)という佐々木に決断を委ねた。その結果、佐々木から寮生ディズニーについての正式な連絡が全員にLINEで送られたという。いつ行くかということ、そして、全員参加である旨が書いてあった。そして、こうも付け加えられていたという。「それを一つ目標に、そこまで頑張ろう」と。
早坂は、「けっこう過密なスケジュールでしたし、ACLでもそうですし、こっちに残ったメンバーも結構追い込みながらというか、体的にもきつかったんで、寮生でしっかりとリフレッシュしようと旭がこうして」と当時を振り返る。