■トレンド入りした「#大南拓磨とタイトルを」
その負傷直後から、SNS上ではあるタグが使われるようになっており、なんとエックス(旧ツイッター)でトレンド入りまでしてみせた。そのタグこそ、「#大南拓磨とタイトルを」である。
大南は今季から川崎に所属。昨年までプレーしていた柏レイソルから移籍してきたが、J1リーグ開幕戦ではベンチスタート。負傷者が出たことで途中出場したのがフロンターレでのデビュー戦だった。
その後も出場機会があったものの、川崎に慣れることができず苦しむ場面も見られた。しかし徐々にチームに慣れ、シーズン終盤となった今になってはCBで最も出場機会が多くなっている。1763分というここまでの出場時間は、車屋紳太郎の1543分、高井幸大の1132分、山村和也の674分、田邉秀斗の371分、ジェジエウの143分を上回っている。
「#大南拓磨とタイトルを」というタグには、苦しみながらもチームのために奮闘しえきた姿にタイトルで報われてほしいという気持ちが込められている。