10月20日、川崎フロンターレがJ1第30節としてアビスパ福岡と対戦。4-2で逆転勝利を手にして見せた。
10月8日にも天皇杯準決勝として行われたこのカード。 “初戦”では川崎が4-2で勝利していただけに、福岡も負けられない。前半20分に瀬川祐輔が先制ゴールを決めるも、福岡が後半21分まで2得点を奪って逆転して意地を見せたのだ。
ホームで勝利を目指す川崎は、その直後にFW3枚を投入し、さらに2枚替えも行って必死の反撃を試みる。それでも時間はそのまま過ぎていったが、後半39分に同点弾を決めると後半アディショナルタイムに遠野大弥が殊勲の働きをする。
それは、後半45+2分のこと。右サイドから小林悠がゴール前に入れたボールを、元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスが落とす。それに合わせたのがかつて福岡に在籍していて、これが古巣戦だった遠野である。ダイレクトで右足で合わせると、すさまじい勢いでゴールに一直線。右上隅のゴールネットに突き刺さったのだ。