■「シュートコースバケモンすぎないか」
勢いもコースも圧巻のこの一撃に、SNS上では絶賛の声が相次いでいる。
「解説も叫んでしまうゴラッソ!」
「どうも彼はアビスパ相手だと活躍するよね」
「見れば見るほど、このゴール凄いわ。よくあのコースに蹴り込んだわ」
「現地でも思ったけど、シュートコースバケモンすぎないか」
「ほんとよく抑えた良いシュートやわ」
「うん、何度観ても震える」
また、逆転弾を決めた遠野のゴールセレブレーションも注目された。というのも、ゴールを決めたにもかかわらず、遠野は両手を目の前で広げて喜ばない「ノーセレブレーション」を実施したのだ。
現在24歳のFWは、JFLのHondaから川崎フロンターレに2020年に完全移籍。しかしその初年度は、川崎でプレーせずに福岡へ期限付き移籍してJ2でプレーしていた。プロ初年度を過ごしたクラブだけに、喜びの感情を抑えたのである。
その姿にも、多くのコメントが寄せられていた。
「大弥が古巣だからセレブレーションしない代わりに全力で喜んでくれるバナダ…………バナダイヤ、やっぱり愛だね」
「大弥、喜び爆発させたいとこだけど古巣を気づかって派手なガッツポーズしてないね」
「明らかに感情を抑えていて配慮が見られる。大人な対応」
「こんな劇的ゴールなのに古巣相手のリスペクトで感情抑えてる」
川崎はさらに追加点を決めて4-2で勝利。遠野はこれが今季のリーグ戦初ゴールとなったが、残り少ない試合とアジアの舞台でさらに量産してくれそうだ。