■遠藤保仁を投入も実らず
試合も白熱した展開となった。磐田がコイントスの際にコートチェンジを要求して、揺さぶりをかけた。それでも、先制したのは清水。ベテランの乾貴士が前半終了間際の前半41分にゴールを決めたのだ。
磐田はハーフタイムに1人を交代して後半に挑むが、1点が遠い。FW後藤啓介を投入して前線の圧を強め、さらに後半38分に遠藤保仁をピッチに送り込む。そして、連続したセットプレーから得点を狙うがそれでも得点は入らない。結局試合はそのまま1-0で清水が勝利し、順位で逆転することとなったのだ。
白熱した試合内容とバチバチのコレオ対決。J1昇格争いはまだ残りの試合に結果を委ねるしかないが、両チームにとって今季の中でも忘れられない試合となったはずだ。