【川崎に与えたFWゴミス加入の効果と刺激 (2)】小林、宮代、山田の「日本人ストライカー3人に聞いたバフェ」。「ポジティブな声掛け」と、それぞれに追及させる“自分自身”の画像
FC東京戦でJリーグ初出場を飾り、等々力競技場に入場する川崎フロンターレのFWゴミス 撮影:中地拓也

 川崎フロンターレに新たに加入した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス。初めて試合に出たのは9月15日のFW東京戦と時間がかかったが、その後、ACL初戦のJDT戦、そして、国立競技場での湘南ベルマーレ戦とチームは全勝している。
 ゴミスがチームにもたらしたものとはいったい――鬼木達監督、日本人ストライカー3人、そして、本人に聞いた証言をまとめた。今回のその第2回目で、日本人ストライカーから見たゴミスについてだ。

 チームに合流した直後の8月下旬、小林悠は「いや、やっぱりシュートはすごいうまいと思いますよ」と舌を巻いた。そして、「シュート練のときのシュートとか見てて、ボックス内の動きというのは迫力もありますし、まだ運動量とコンディションの部分で上がってないところがあると思いますけど、ゴール前でやっぱりチームの力になってくれるんじゃないかなと思っています」と期待感を口にしている。

 同じ日、山田新は「フィニッシュの精度は高いなと思いました」と話し、「落ち着いてますし、やっぱ経験がありますね。なんか(シュートが)無理やりな感じじゃないんで。パワーがありそうですけどね。しっかり逆ついたり、しっかりキーパー見て空いてる所に打ってるんで、さすがだなと思います」と間近で見たスゴさを説明した。

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