激しい試合だった。
何度、ピッチに選手が倒れ込むシーンを見ただろうか。
互いに体を張って戦った激しい試合だった。
偶発的に「延髄斬り」(柏サポーター)も当たってしまったが、大事には至らなかった。
だが、西村雄一主審のコントロールでイエローカードは2枚だけだった。
8月から負けを知らない柏は、13分という早い時間、マテウス・サヴィオのコーナーをジエゴが先制ヘッドを決めて活気づいた。
「2失点してもおかしくない流れ。どうにか1失点に抑えて、ハーフタイムに話し合いました」(福岡・長谷部茂利監督)
福岡は54分、56分の紺野和也の連続ゴールで柏を逆転すると、65分には金森健志のゴールで柏を突き放した。福岡が3点を奪ったのは今季初だ。