9月16日、J1リーグ第27節鹿島アントラーズーセレッソ大阪が行われた。注目の上位対決で先制点を奪ったのは鹿島のエースだった。
リーグ戦3試合負けなしの鹿島はこの日、リーグで3連勝中のセレッソをホームに迎えた。好調のアウェイチームは名古屋グランパス、川崎フロンターレら難敵相手にいずれも3得点を奪い連勝。その攻撃力に対して鹿島は攻めの守備で応戦する。その姿勢が立ち上がりの13分、ゴールを呼んだ。
DFラインでボールを回す相手に対して、アントラーズはプレスをかける。GKまでボールを下げさせてもなお、高い位置から奪いにいくのを止めない。それでもなお、セレッソはペナルティエリア手前でボールを回す。それを虎視眈々と狙っていたのが、鈴木優磨だ。
3バックになっていた相手DFが横のパスで中央に入れたタイミングで、背番号40はスピードを上げた。相手がトラップすると背後から足を入れて、ボールを奪う。そのままゴールを向くと、前に出ていたGKを冷静に見て左へ流し込んだ。
鹿島はこの後数的不利になったが、最後までこのゴールを守り切って1-0。完封勝利を収めた。