MLS(メジャーリーグサッカー)のバンクーバー・ホワイトキャップスでプレーする元横浜F・マリノスのGK高丘陽平が、現地時間9月3日に行われたアウェイでのニューヨーク・シティFC戦にスタメン出場。その試合前に実現した旧友との“再会シーン”が反響を呼んでいる。
現在27歳の高丘は、横浜FCユースから2014年にトップ昇格を果たした後、サガン鳥栖でのプレーを経て2020年10月に横浜F・マリノスに加入。2021年、2022年の正GKとして活躍し、2022年のリーグ制覇に大きく貢献し、優秀選手、ベストイレブンにも選ばれた。そして、2023年2月からホワイトキャップスでプレーしている。
その高丘がこの日、敵地での試合開始前、ピッチに入場する前のヤンキー・スタジアム内の通路で相手チームの列に駆け寄った。そして背番号13の選手を見つけて声を掛けると、固い握手、そして熱い抱擁を交わしている。その選手は日本人サポーターなら見知った顔、2018年から2021年までの4シーズンに渡って横浜F・マリノスの堅守を支えたブラジル人DFチアゴ・マルチンスだった。
高丘は「チアゴ!」と呼び掛けた後、旧友との再会を喜びながら試合での健闘を誓い合っている。