画像・写真:「新戦力4人がスタメン」町田が日本代表FWの「3人抜き独走ゴラッソ」で先制も…広島・大卒ルーキーの「デビュー戦2連発」の前に撃沈【明治安田J1リーグ第1節 FC町田ゼルビアvsサンフレッチェ広島】PHOTOギャラリー 原壮史 J1 FC町田ゼルビア サンフレッチェ広島 Jリーグ 2025.02.17 町田はJ2から昇格した昨シーズン、初のJ1で序盤から優勝争いの中心を走ると、結果は3位に終わったものの、最終節までタイトルの可能性を残した。今シーズンは、J1の頂点をつかみ取ることができるか。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) そのために上回らなければならないのが、開幕戦の対戦相手となった広島。昨シーズンを2位で終えただけでなく、町田に対してリーグ唯一のシーズンダブルを達成した彼らは、もちろん今シーズンも優勝候補の本命のひとつだ。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) オフシーズンは優勝に向けて効果的な補強を続けた町田。この日のスタメンには、マリノスから加入した西村拓真(写真)や福岡から加入した前寛之ら、新戦力が4人も名を連ねた。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) 3バックも3人中2人が新戦力。キャプテンの昌子源に、新加入の菊池流帆(写真)と岡村大八、という強力な布陣となった。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) そんな町田がまず試合を動かした。20分に岡村が負傷交代となるアクシデントがあったものの、寄せと空中戦での勝利によって広島の攻撃をおさえると、26分、相馬勇紀が中央をドリブルで激走。広島の選手3人の間をぶち抜くと、川辺駿のスライディングでボールをつつかれるも、巧みなタッチでボールをキープし、勢いを落とすことなく前進を続けて、左足でゴール右隅に決めきった。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) 反撃に出たい広島だったが、なかなか隙を見せない町田に対してペースをつかみきれない。ところが53分、町田にまたもアクシデントが。菊池が足を痛めてしまい、3バックのうち、新戦力の2人が負傷交代となってしまった。一気に流れが変わることはなかったが、空中戦の勝敗が五分になると、広島の良さが少しずつ顔を見せるようになり、59分にはトルガイ・アルスラン(写真)が同点ゴールを奪った。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) これで流れは広島に。空中戦の安定感が失われたことでセカンドボールの行方が変わり、それによって地上戦が増えたことで田中聡や菅大輝らがドレシェビッチや望月ヘンリー海輝といった背の高い相手を上回るようになり、チャンスを作り続けて逆転の気配を強めていった。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) そして77分、ジャーメインの強烈なシュートが弾かれると、それを途中出場の中村草太が決めて広島が逆転。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) 町田もあきらめることなくゴールを目指したが、リードを得た広島がしっかりと守りきった。スーパーカップで昨年の王者・神戸を、開幕戦で昨年の3位・町田を倒した広島は、今年こそシャーレを掲げることができるだろうか。紫の戦士たちは、ACL2との両獲りを狙っている。(20250216)撮影/原壮史(Sony α1使用) 関連記事 【湘南戦で突きつけられた鹿島の現実(1)】「5バックを崩すために人数をかけた時に失ってカウンターを食らっていた」と知念も反省。ボール保持を志向する鹿島の攻守両面の難しさとは? 写真の記事へ戻る