失点続きのJ1川崎。高井幸大は広島戦での決勝点をどう捉えたのか…鬼木達監督は「失敗から学んでいくしかない」「そうじゃないと、ただ単に負けただけになってしまう」の画像
サンフレッチェ広島戦でプレーする川崎フロンターレの高井幸大 撮影:中地拓也

 川崎フロンターレは8月26日に北海道コンサドーレ札幌を等々力競技場に迎えて戦う。連敗から抜け出すために、そして、ホームでサポーターに勝利を届けるために、失点を極力なくすことが求められる。

 現在、チームは黒星を3つ並べている。その間、当然、無失点の試合はなく、最少失点で終えた試合も1つしかない。失点は4試合連続で続いており、得点への意識はもちろんだが、失点への意識もカギとなる。

 そんな中で直近のリーグ戦7試合に出場している高井幸大は、「けっこう失点が続いてるんで、そこは守備者として意識したい」と、22日の練習後に神妙な面持ちで口を開いた。

 いつもとは違った重さがあってやや聞きにくかったが、サンフレッチェ広島戦での3点目について質問をしてみた。この場面、アウェイに乗り込んだフロンターレは2度先行されたものの、2度追いついてスコアを2-2として後半アディショナルタイムを迎えた。しかし、試合終了まで1分あるかないかというところで満田誠にゴールを許し、土壇場で勝点を逃してしまった。

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